帝釈山 (586m)〜〔089〕丹生山 (515m)

兵庫県神戸市北区山田町

2017年03月09日



    標高差:442m
累積標高差:782m
Road Map :県道85線にて呑吐ダムを有するつくはら湖東端の箱木千年屋に向かう。
Route Map:有料駐車場付近の路肩に車を停め、帝釈山から丹生山を巡る。
鉱山跡での水晶探しリベンジ
山歩きを趣味としていない若い頃に帝釈鉱山跡に行き、小さいながら水晶を拾えたものだが、'03年12月に当然、水晶を拾えるものと思い帝釈山に登る序でに鉱山跡に寄って40分探してみたが、まったく水晶は拾うことが出来なかった。それのリベンジで片手ハンマーとシャベルを持って行って見たが、36分間探しても水晶の欠片も見付けることが出来ずに返り討ちにあってしまった。
登り:2時間30分(帝釈山まで。水晶探し時間36分は含まず)
下り:1時間20分
(帝釈山から丹生山経由の時間)
コースタイム:3時間45分
(水晶探し時間36分を含む)
水晶探し
今回、帝釈山、丹生山への山登りは水晶探しの序であったが、肝心の水晶は小さな欠片すら見付けることが出来なかった。前回は40分、今回は36分も掛けても見付からないのは何故だろう。昔、小さな水晶を拾えたのは確かだが、どんな石からだったのかを忘れてしまったのが敗因だとも思う。もう少し勉強して又出直すか。
次は相生にあると言う水晶山に行ってみたい。
淡河の不動滝
帰りの駄賃にシビレ山の北側にある不動滝に行こうと思ったが、地図を持って来ていないので不動滝への林道が判らず、今回は諦めた。帰宅後、道の駅”淡河”から村道に入ることが判り、次回に行ってみることにした。
たいしゃくさん
たんじょうさん
関西百名山』  帝釈山は関西百名山に属し、丹生山は兵庫100山に属している。
兵庫100山』   再度、鉱山跡に水晶を探しに行くがまったく拾えなかった。
関西百名山に戻る
 兵庫100山に戻る
県道85号線を歩いて丹生山への林道入口から登り始める。昔はここを車で走ることが出来たが、今は通行止めとなっている。前回の'14年9月には、この手前に駐車してパトカーに駐禁の警告書を張られた。
直ぐ左の箱木千年屋には500円/日の安い駐車場があるが、今回も村道の路肩に車を停めて8時39分に歩き始める。
22分にて鉱山跡への林道に入る分岐に着く。ここには道標が無く前回は見逃しているが、ここだろうの目星は付いていた。
落葉が積もって地道に見えるが、舗装された林道が続く。
この林道は丹生神社まで続いている。
38分にて東下地区からの林道に出合うと林道は終わり、荒れた登山道に入って行く。左側からは沢音が聞こえている。
ササ藪道を抜けると直ぐに林道に出た。林道をそのまま進んでいても分岐があった様に思える。先程は単にS・Cだったのだろう。
沢沿いの登山道を緩やかに登って行く。
梵天滝からの沢を渡渉して左岸に入る。
記憶にあるズリ山に着いた。滑り易いズリ山を抜けると頼りない踏み跡が鉱山跡まで続いていた。
昔と変わらぬ坑口。中は広く長く続いてる様だ。
51分にて帝釈鉱山跡地に着く。この先に”梵天滝”がある。
鉱山跡から直ぐ奥にある ”梵天滝”(落差約20m)。通称はチョンチョン滝と呼ばれているらしい。何度か鉱山跡には来ているが、当時、滝には興味が無かったので、この滝を見ていなかった。結果、見る程の滝ではなかったが・・・
滝の右側の岩峰を登ると登山道に出ることが出来るらしいが、一人で危険を冒したくない。黄色の矢印は登るならこう行くの妄想である。
滝見を終えて本題の水晶探しを始める。ズリ山、沢の中と広範囲を探したが、水晶の欠片も見付からない。石の種類は多く、どの石に水晶が付いていたのか忘れてしまっているので効率が悪い。
前回は40分で諦めたが、今回は36分で成果の無いまま諦める。
分岐に戻り”梵天滝”の上に行く登山道に入る。他に登山道が見当たらなかったので、この道に入ってしまったが、この時点で道を間違ってしまった様だ。
梵天滝から直登すると登山道までは随分近いことが判るが、急登である。
立派な登山道を登って行くと木に巻かれた真新しい赤いテープがあり、そこから沢側を覗くと更に赤いテープが続いていた。あのまま梵天滝の右から岩峰を登るとここに出る様だ。登山道を歩いてもそう時間は掛からないので冒険しない方が正解だと思う。
小さな坑口には柵が無く、中に入ることが出来るが、狭く短い。
これらは試し堀りなのかも知れない。
登山道には次々と坑口が出て来る。これには記憶が無いので、これまで歩いたことの無い登山道、すなわち道間違いしていることに気付く。
この道は登山道では無く、昔の作業道なのだろう。
覗いて見ると斜めに奥深く伸びていた。
大きな坑口にはしっかりと柵がされていた。
又、坑口があった。縦に長く立って入れる程の間口だった。
誰かが入ったのか柵が壊されていた。
道を間違っていると判ったが、しっかりした道が伸びているので、行ける所まで行って見る。又、墓穴を掘ってしまうかも知れない。
沢沿いの道から右岸の斜面に入って行く。既に登山道から杣道、踏み跡程度になっている。何故か杣道が縦横に付いており、標高を稼ぐ為に上へ上への踏み跡を選び登って行く。
登山道は沢沿いとなりどんどん不明瞭になって来る。
まだ沢水が流れているので山頂へは遠いのだろう。
1時間44分にて縦走路に出ることが出来たが、山頂は右か左か判らない。GPSから右方向であり随分と離れていることが判った。
到着時間は水晶探しの36分を含んでいない。
濃い樹林の向こうに空が見えて来た。尾根道に出られそうだが、どこに出るのだろう。
何度も歩いている縦走登山道を山頂へ登って行く。
登山道は体力的にも精神的にも楽チンだ。
1時間ちょっとで着くはずの”帝釈山”(586m)に2時間30分も掛かり着く。
山頂から南方向の少しの展望しか得られず。しかも春霞が酷く、何の値打ちも無い展望しか得られなかった。
お茶を飲んで直ぐに下山に入る。
大半がアップダウンの無い気持ちの良い道が続くが、どこかからの分岐からは急変してアップダウンが多くなる。
縦走登山道を引き返して丹生山に向かう。先程、出て来た藪を通る。
下山28分にてシビレ山への分岐に出る。
峠を過ぎてから急登りを消化してフラットな道になる。
表参道から続いている鳥居を潜り丹生神社に向かう。
丹生神社への歩道道路に出る。
帝釈山から34分にて丹生神社 ”丹生山”(515m)に着く。
神社の周囲を1周してみたが三角点は見付からなかった。
どこかにあるのだろうか?
これは丹生神社の社務所であり、神社より大きな建屋であった。
神社はこれより少し上に建っていた。
山頂の展望所からも帝釈山と同じく南側しか見えない。同じく春霞の酷い展望があるだけだった。
下り一方の表参道を快適に下って行く。
瞬殺で表参道から下山する。10名程のジジババグループが周囲をうろうろしていた。表参道からは2名のソロハイカーで登って来た。
義経道はここが一番狭い位で終始、歩き易い道が続く。
ここを下り終えれば表参道から分岐する義経道に入って行く。
義経道の登山口はサイクリングターミナルの裏側だった。
昔、一度ここへ下ったことがあるがすっかり忘れてしまっていた。
右手には写真に撮りたくない汚い溜め池があった。
登山口の表示はサイクリングターミナルの奥に立っているだけなので判り難い。有料駐車場からは近い。
帝釈山からの下山1時間14分にて無料駐車地に戻る。
石ころでも山から採っては行けないことは判っているが・・・  ゴメンなさいです。
断面でキラキラしているのは水晶では無く、石英か雲母だと思うが、詳細は判らない。